皆さんお家の暑さ対策は万全ですか?暑い日を乗り切る最強の武器といえばやっぱりエアコンですよね。ほとんどの方が家電量販店にお願いしてエアコンを取り付けてもらうと思いますが、エアコン取付工事ってどんな事をしているかご存知ですか?この記事ではエアコン取付業者さんの正体と、工事中に起こるトラブルについてまとめていきます。これからエアコンの購入を検討している方に是非読んで欲しい記事です。

スポンサーリンク

エアコン工事業者のお仕事

エアコン工事業者さんが行う作業は主に5つです。

エアコン工事業者のお仕事

  • 壁の穴開け
  • 配管・配線
  • 室外機・室内機の取付け
  • 真空引き
  • 試運転

壁に穴を開けたり電線を通したりと様々な作業をします。これだけの作業を1日に何件も行うので業者さんも大変です。

えすひろ
ああ、エアコンやっと付けに来てくれた・・・これで今晩から快適に過ごせるな・・・

なんて安心するのは早いですよ。しっかり見張っていないと手抜き工事や施工ミス隠しをされるかもしれません。

エアコンを付けてるのは誰?

電気工事会社・設備工事会社

当たり前ですが、家電量販店でエアコンを買っても店員さんがエアコンを付けに来るワケではありません。家電量販店が手配するエアコン取付業者さんが家まで来てエアコン取付工事をしてくれます。そしてその正体は地元の電気工事会社や設備工事会社のスタッフ。家電量販店の仕事を請け負ってエアコン取付をしています。

えすひろ
じゃあエアコン取付のプロフェッショナルがウチに来てくれるんだね!!

と思いたいところですが、果たして本当にそうでしょうか?

孫請け業者

普段は家電量販店から仕事を請け負って自分で取付をしているエアコン取付業者さん。ですが、夏冬の書き入れ時は自分の会社のスタッフだけでは仕事が追い付かない時があります。そんな時は家電量販店から請け負った仕事を再び別の業者に依頼します。孫請けというやつですね。私達がエアコンを取り付けるのは大抵そういった時期ですから、エアコン屋さんのほとんどは家電量販店の下請けの下請け。孫請け業者ということになります。

孫請け業者の実力

工事業者の再下請けというのはごく一般的な話です。が、孫請け業者の施工能力はそんなに高くありません。これは請負の次数が増える毎に仕事の責任感が低下していくのと、直接現場作業を監視する存在がいないため、やり方や出来栄えの基準が業者さん個人の感覚に委ねられてしまうからです。
こういった方が書き入れ時に多くの仕事を引き受けるとどうなるでしょうか?

えすひろ
自分が業者さんなら、効率良く仕事をこなして多くの仕事を回してもらえる様にするかな?
この意識が「手抜き」を生んでしまいます。

注意

一件一件丁寧に施工なさっている業者さんもいらっしゃいますし、エアコン取付の様な後付けの工事はトラブルが付きものです。

手抜き工事事例&対策チェックポイント

実際にあった事例を紹介します。実体験もあるので参考にしてみてください。施主として作業状況をしっかり確認していきたいですね!

間違って柱・筋交いに穴を開けてしまう

僕の実家で実際にあった話です。筋交いというのは家の柱や梁を補強する大事な部材で、壁の中にXや/の形で入っています。その筋交いを冷媒配管用の穴を開ける時に誤ってくり抜いてしまったのです。

対策チェックポイント

  • 家の図面を用意して業者さんと確認する。
  • 新築の場合はあらかじめスリーブ(筒状の開口)を入れてもらう
  • 柱際を避けて穴開けする

筋交い(すじかい)とは、柱と柱の間に斜めに入れて建築物や足場の構造を補強する部材である。「筋交」「筋違」とも表記され、ブレース (brace) とも呼ばれる。
構造体の耐震性を強める効果があり、建築基準法では一定の割合で筋交いを使用することが義務づけられている(梁と梁、耐力壁で十分な強度が発揮できる場合は除く)。

配管接続ミスでガス漏れ

エアコンには冷媒ガスというガスが通っています。冷媒ガスを循環させる配管を接続するためにフレア加工という作業をするのですが、フレア加工が不十分なまま配管を繋いで冷媒ガスを通してしまうと、すぐにガスが漏れてしまいエアコンが効かなくなります。

対策チェックポイント

  • 配管を繋ぐ時は立ち会って確認する。
  • 漏れ確認をしっかり行なってもらう

フレア式管ジョイントにおいて、パイプの端部を接続のため、円錐状に広げる加工をいう。形状はJASO M101に決められている。

エアパージ

エアコンを取り付ける時、冷媒ガスを配管内に満たすために真空引きという作業を行います。ですがこの時、真空引きをせずに室外機に封入されている冷媒ガスの圧力で空気を押し出すエアパージという方法で冷媒ガスを充満させる業者さんがいます。エアパージをすると配管や機器内部には空気溜まりが出来るので、エアコン内部の圧縮機の力で空気中の水分が気化と凝縮・凝固を繰り返し、エアコン内部でハンマリングや凍結等の悪影響を及ぼしエアコンが壊れてしまいます。

対策チェックポイント

  • 真空ポンプを使用していることを確認する

一般的には空気を排除する意味だが、 特にエアコン裾付け工事においては据付け後、 室内機、室外機を連絡する冷媒配管の中の空気を追い出す作業をいう。 (よく室外機のフロンガスを使用する。)

注意

フロンガスを大気に放出すること自体が違法です。「違法ではない。エアコンに悪影響は及ぼさない。そんな事をいう奴は有害クレーマーだ!」という意見も調べると出てきますが、平成30年7月現在エアパージは違法となっていますし、メーカーの取扱説明書も真空引きを実施する様に記載されています。DIYでエアコン取付をしようと考えている方も、真空ポンプを使用して正しい方法でエアコン取付を行なって下さいね!

ぼったくり

実際に僕の家であった出来事です。配管接続に特殊部品が必要別途5000円かかると言われました。

えすひろ
これって標準工事の範囲なんじゃ・・・?取付場所が特殊で配管や配線は事前に施工済の箇所だから、むしろ手間は減ってるはずなのに・・・

と、不信に思っていると今度は

工事業者
配線サイズが細いのでこのままではエアコンが付けられません。配線の引き直しをして下さい。どうしても付けて欲しいなら付けますけど、トラブルは保障対象外になりますよ?

と半ば脅しみたいに言ってきます。元電気工事会社勤めの僕はブチ切れ
メーカーに問い合わせして配線サイズに問題がない事を確認し、継手に関する費用・手間の事についても元請け業者に直接電話して裏取り。家に来ていた業者さんを説教する事態になりました。
正しい知識がないまま工事を行っているのか、客を下に見ているのか・・・

対策チェックポイント

  • 取付業者の言葉を鵜呑みにしない
  • 違和感を感じたらメーカーや家電量販店などをしっかり巻き込む

最後に

どうでしたか?全てではありませんがこういった悪質な業者は数多くいます。責任を持って確認する姿勢が工事業者の手抜きを防ぐ一番の解決策です。自分の家は自分で守るという意識のもと、業者さんに工事を任せられると良い住環境に繋がっていくのかもしれませんね!
最後まで当記事を読んでいただきありがとうございました。

スポンサーリンク
RECOMMEND